江本昌子の「ぶちおきゃん!マチャコの思い出話」 第79回「親子」 江本昌子公式ホームページ
江本昌子の
著者:江本昌子
第79回「親子」
毎週木曜日更新
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満伊子姉ん家の二女 俊江は天然。高校二年の時ニューヨークに1年留学していたので英語はペラペラだけど なぜか日本語に弱い。皆としゃべっていても時々日本語の通訳がいる。
彼女の高校の卒業アルバムの寄せ書きに七転び八起きと書いた、そう本人は確実に書いたと思ったのに なぜか七転八倒って書いちゃった。たおれまくってるし。熊本の話しになって 一度決めたらテコでも動かない九州男児を「肥後もっこす」と言うが、私が肥後の次の言葉を忘れて何やったっけぇと言ってると俊江が知ってる知ってると身をのり出してきた「それはね、肥後もっこり!」わお!ヒワイな九州男児になっちゃった。早速 俊江語録にメモしとこ。
皆でカラオケに行き 「俊江も歌うー」と張りきってマイクを持ち さあ歌い出し・・・あれ?出忘れたの リズムは体でフンフンとっている さあ歌え・・・まだ歌わない どしたあ そのうちやっと歌い始めた。うっ 旋律が無い!同じ音ひとつがズーと流れる、まるでお経だチ〜ン。何の歌かもわからず曲は終わった。フー仕方ない。これは遺伝やね。この母親の歌も同じレベルだもの。 満伊子姉ん家からもらった わさび茶漬けを早速娘がご飯の上にふりかけた「お母さん わさび茶漬けって茶色?」「えっ?緑とちゃう?」「変ねぇ、、、まっいいか」とシャラシャラと食べ見事に食あたり。「賞味期限は?」「昭和63年って」「20年前か物もちがええねぇ」「イテテテテ」そりゃあたるわ。 先日も満伊子さんと待ち合わせた「東京ミッドタウン」は彼女曰く「待ち合わせは、、、新しくできた東京ミッドニュータウン六本木サミット」だって。どこ?それって 長いこと並べたなあ。私はこの似たもの親子の会話にメモは欠かせないのである。
Hiroko Live → http://www.youtube.com/watch?v=QcbehEi7CjE&NR=1